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老眼(老視) 飯田橋眼科クリニックの専門分野

水道橋駅徒歩3分・飯田橋駅徒歩5分の場所に位置する『飯田橋眼科クリニック』の医師が、老眼(老視)について詳しくご説明します。

老眼(老視)について

目の中の調節力が加齢とともに低下することを老眼(老視)と言います。40歳前後から誰でもなりますが、現代は近用作業が増えたことで、若い年代でも同じような症状を訴える人が増え、“スマホ老眼”という言葉もでてきました。

屈折異常と調節力

目はカメラの役割をしており(図1)、物をみるには光が眼の奥のフイルムである“網膜”に像が映って、さらにピントが合っていなければなりません。光は目の表面の透明な「角膜」を通って目の奥の網膜に集められます。その時にピントを合わせる役割をしているのが、レンズである「水晶体」です。リラックスしている時には水晶体と水晶体を支えている「毛様体」が平たくのびていて、遠くのものにピントが合っています(この時近視の人は近くにピントが合っているため、遠くのものを見るのに眼鏡やコンタクトレンズで矯正します)。近くのものを見る時には、目の筋肉に力を入れて水晶体をぐっとふくらませ、レンズを厚くして、近くのものにピントを寄せます。

目はカメラの役割をしている。

図1:目とカメラの仕組み

このピント合わせをする力を“調節力”といい、子供のころは十分な力がありますが、35歳過ぎると誰でも低下してきます(図2)。しかし日常生活で気が付くのは40歳前後です。遠視の人はもともとのピントが遠くにあっているので、近くの見えにくさに早めに気が付くことが多いです。近視の人でも遠くが見えるように矯正された眼鏡やコンタクトレンズを使用しているやLASIKなどの屈折矯正手術を受けていたとしても、近くのものが見えにくくなります。近年、パソコン作業やスマートホンなどの利用が増え、若い人でも近用作業ばかりしていると水晶体と毛様体が常に緊張している状態が続き、元に戻りにくくなりピント合わせが行いにくくなり、いわゆる“スマホ老眼”という言葉が使われるようになってきました。

調節力と年齢の関係

図2:調節力と年齢

老眼(老視)の治療

研究が行われている分野ではありますが、現代の医学でも水晶体の弾力を完全に取り戻す治療は今のところありません。基本的には近用眼鏡(老眼鏡)を使用します。近視で眼鏡を使用している場合は、近くにピントを合わせた度数の弱い眼鏡を使用します。最近は老視用のコンタクトレンズも販売されており、矯正方法の選択枝が増えました。これまでコンタクトレンズを使用している場合は使いやすいですが、老視補正のためだけに使用するのは難しいこともあります。眼科専門医でほかの病気がかくれていないかも含めて、眼鏡の調整について相談しましょう。


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